語り得ぬものを語る

主に腕時計と鉄道について語るブログです。自分の所有する物や、商品レビューなども書きます。

2017バーゼル グランドセイコーの新デザインについて

久しぶりに時計の話。

バーゼル2017で新しいGSのデザインが発表された。

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なんでしょう、この違和感。以前から、GSの文字盤は、SEIKO、Grand Seiko、GSと同じような内容を載せていてくどい印象でした。しかも、フォントはバラバラなので統一感がありませんでした。

今年からGSをSEIKOから切り離し、独自路線を歩むことにするそうです。確かに、SEIKOは、数千円の時計から数十万〜数百万の幅広い価格帯の時計を作っているので、最高級ブランドであるGSではSEIKO表記を取って、立ち位置を明確にしたいのは分かります。

しかし、この新デザインを見ると、現行モデルの12時下のSEIKO表記を取って、GSロゴとGrand Seiko表記を上に移動させただけのものに見えます。結局、ロゴと商品名の2段重ねは解消されておらず、レイアウトのデザインが上の方ばかり重たく見える。

以前から、SEIKOの時計については「性能ピカイチ、デザインイマイチ」と思っているのですが、これはよくないですね。よく考えた末の結論なのかもしれないが、安直なデザインとしてしか伝わってこない。スプリングドライブのロゴに至っては、斜め位置に置かれるなど、さらに酷い。現行モデルを愛好する者としては、ディスコンになる前に、欲しいものを手に入れておく必要があるかなと思いました。

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