語り得ぬものを語る

主に腕時計と鉄道について語るブログです。自分の所有する物や、商品レビューなども書きます。

新しい本の企画

週末は英語の新しい本の企画を考えていた。

去年のブログでも書いたが、会社のコンペで審査員特別賞を取った企画のことで、いよいよ始動しないといけない時期になったのだ。

reversoduo.hatenablog.com


実際、この本1冊作るだけならそれほど大変ではないのだが、同時進行でたくさんの本を制作する上に、この本のように新規性の高いものが来ると大変。

ましてや自分が持ち込んだ企画だから、主体的に動かざるを得ない。誰からも督促されたりしないから気楽なのだが、ある種の強制力というか外圧がないと、なかなか仕事が進まないというのも事実。

さて、自分の企画で作る本の場合、思い描く本を好きなように作って良いかというと、決してそんなことはない。

企画会議という会議でプレゼンをして承認を得ないと制作を進行できないのだ。
それも1度や2度ではなく、会社がオーケーを出すまで延々と繰り返される。

会社としてはあくまでビジネスなので、私の企画に先行投資をする以上、利益(リターン)を求めるのはある意味当然だ。だから自ずと慎重になる。

ただ、いろんな人の意見を取り入れるのは一見良さそうなものの、良く内容をわからない人が好き勝手に言って、会議を振り回すことが多い。しかも立場が上の人がそういうことをすることが多いのがとっても厄介だ。

自分はこの会議で散々うんざりさせられてきたので、企画を出す前からめんどくさい気分になってくる。なんか、ケチをつけるのが仕事だと思っている上司も多いしね。

本来企画を立てるというのは、旅行の前に計画を立てるような楽しいはずのものであるのだが、意外と邪魔が多くて厄介なものだということだ。

今までも会議で散々に好き勝手なことを言われて、こんちくしょーと思ってヒット商品を作って見返してきたことがあるので、今回はちゃんと理論武装して臨もうと思う。