シゲルカワイで弾いてきました。しかも社員旅行の帰りに。やはり生のピアノは良いですね。しかも高級ピアノだし。もう失うものはない44歳の秋です(笑)
B級時計の味わい方
高い腕時計を持っていると安い時計の粗が見えて、自然に使う機会が減ることになる。とはいえ、安い時計(ここでは愛着を持ってB級時計と呼ばせてもらおう)には、それなりの使い道と味わい方がある。
さて、B級時計はどんな時に使うべきなのか。自分の今思いつくのはこんな感じだ。
・天気の悪いとき
・子供と気兼ねなく外遊びするとき
・その場に高級時計をするのがふさわしくないシチュエーションのとき
・気分転換に肩の凝らない時計をしたいとき
雨の強い日は堅牢なロレックスなどもあえて使う気にはなれない。また、子供と思いっきり遊ぶときに、腕時計に傷がつくことを心配するのでは面白くない。そのほか華美な時計は避けた方が良い場面もあるだろう。あと、良い時計は隙がないため、身につけていると気疲れすることもある。
そのため、ここにある時計はどれも自分にとって大切な時計だ。もはやいたずらにコレクションを増やそうという気持ちはないので、自分の琴線に引っかかった良い時計があれば購入したいと思う。とはいえ、そんなに安いものでもないし、今の時計を大事にしたい気持ちもあるので、複雑な感じだ。
今日の時計:ロレックス エクスプローラー
1ヶ月ほど前に突然故障してしまったエクスプローラー。先日修理を依頼した日本ロレックスから昨日修理完了の連絡があり、引き取りに行ってきた。久しぶりに身につけたエクスプローラーは腕にしっかり馴染み、どこかホッとするような気分になった。やはり良い時計である。故障の原因はゼンマイ切れとのこと。邪険に扱ったことはないが、経年劣化ということなのだろうか。3年前にオーバーホールに出しているので、メンテナンスには気を遣っていたのだが、精密機械ゆえに故障はつきものだろう。費用は税込みで26,400円かかったが、修理代が高いのも高級時計の宿命。このお金があれば何が買えるかな、という考えも少し頭をよぎったが、大事な時計だから仕方がない。
今日の時計:フォッシル ツイスト
時計の電池交換を頼んだら、3つのお店に断られた。1つ目は合鍵とかを作る店。時計の電池交換も承るということだったので、フォッシルのツイストを見せてみたら、「これは自動巻じゃないですか?」と言われた。
「いえ、自動巻きは秒針だけで、時針と分針は電池なんです」と説明したところ、「ネジが小さすぎて、ドライバーで開けるのは無理」との回答。
そこで、時計を売っている店に持って行ったのだが、やはり「自動巻じゃないですか」と言われた。この時計は自動巻きの味わいと、クォーツの精度を楽しめる面白い時計なのだが、特殊な構造をしているせいか、お店の人も二の足を踏んでしまうみたい。「電池交換で壊してしまうかもしれないので自信がない」のだそうだ。。
諦めきれず3店目に某時計専門店に持って行ったが、「この店には技師がいないのでメーカー修理に出さないと無理」と言われた。しかも電池交換に5000円くらいかかるとか、1〜2ヶ月かかるかもしれないとのこと。
そこまで断られると、自分でなんとかしてみようという気になり、試しにうちのイギミ商店の工具で開けてみようとしたが、ネジの1つだけ妙に硬くて開かない。
苦心惨憺の末、なんとか開けた。中のムーブメントはこんな感じでクオーツと自動巻きが両方入っている。しかし、電池の裏蓋に合うドライバーがない。ここで断念するしかないか。。
小さすぎるネジ。無くしたら二度と見つけられない。
手持ちのドライバーでは無理なので、観念して裏蓋をとじる。まあ色々勉強になった。今日使った道具とともに写真を撮った。五十君商店のドライバーを初めて使った。慣れないことをしたせいか神経が疲れた。