語り得ぬものを語る

主に腕時計と鉄道について語るブログです。自分の所有する物や、商品レビューなども書きます。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第九

大晦日なので、ワインを飲みながらそれらしい物を聴いてみる。よい曲ですが、そのときの気分で選ぶので、1年に1度しか聴かないですね。

小説読本(三島由紀夫)

久しぶりに読んだ三島由紀夫の本。 三島由紀夫の小説は技巧的で人工的な印象が強く、あまり得意ではないのだが(あと思想的に偏りすぎていてついていけない)、エッセーは素晴らしい。特に印象に残っているのは川端康成の「眠れる美女」の解説で、簡潔で要を…

キハ52の思い出

キハ52の国鉄色 私は自分が乗ったことのある車両の模型しか買わない主義で、この車両には飯山線、大糸線、岩泉線で乗った。なかでも印象深いのは岩泉線である。 2002年の冬、当時の私はJR全線完乗を試みて全国の鉄道を乗り回していた。東北は未乗線区が多…

キハ283系

先日の日記の続き。 KATOのキハ283系。私が持っているNゲージの車両で最もお気に入りの一つだ。フロント部の青が鮮烈でスマートな外観の特急列車で、この車両を抜きにして北海道の鉄道旅行は語れないと思う。以前は札幌ー釧路間を3時間40分で駆け抜け…

キハ54

また鉄道模型を買ってしまった。 北海道でおなじみの気動車キハ54形。根室本線の釧路以東や、釧網本線、石北本線の特別快速きたみ、宗谷本線、先日一部廃止になった留萌本線など、最果てを目指す普通列車のイメージが強い。 なかでも、根室を訪れたときに…

マック赤坂氏とクリスマス

クリスマスの銀座にて。マイバッハに乗って颯爽と現れたマック赤坂氏。慣れない手つきでピンクのブラジャーを付けてました。男にとって、ブラジャーは付けるものではなく外すものです(笑)

メリークリスマス🎄

久しぶりにコーヒーミルで豆を挽きました。香りが違いますね。クリスピークリームドーナツもクリスマス仕様です。

プレザージュ 漆モデルについて

某量販店でセイコーのプレザージュの漆モデルを見た。限定品だけど、まだ残ってたんですね。 パッと見、若干大きい気がしたが、腕にのせたところ違和感はなかった。約40ミリの径は現代的な標準サイズというところだろうか。針の多いクロノグラフなので、大…

腕時計彷徨

そういえば、今年は一本も腕時計を買いませんでした。 2008年に腕時計の趣味にハマって以来、毎年のように買っていたので、初めてのことです。レベルソを買って一区切りということでしょうか。 買わなかった理由は金銭的な問題もありますが、腕時計に対する…

さいたま新都心のけやき広場

さいたま新都心のけやき広場に行きました。イルミネーションがきれいです。もうすぐXmasですね!

ロレックス EX1のオーバーホール記

ロレックスの代理店から「EX1のオーバーホールが完了した」との連絡を受けたので、先日伊勢丹に引き取りに行って来た。通常のオーバーホールに加え、リューズとチューブ、バネ棒の交換で57,000円。 使用感のあった小キズもなくなり、新品同様になって返って…

カミーユ・フォルネ交換記

先日仕事で築地に行ったのだが、その合間を抜け出して銀座の天賞堂へ向かい、修理に出していたグランドコンプリケーションを引き取りに行った。 検査の結果は単なる電池切れで、機械は故障していないとのこと。 安く済んで気を良くした私は、革ベルトを新調…

グランドセイコーの真実 その2

前回に続き、グランドセイコーについて語る。 昨日、某量販店で見かけたのがSBGW049という下記のモデル。 www.seiko-watch.co.jp 天海祐希さんが選んだストラップ付き、ということでレディースモデルのようだ。なるほど、女性をターゲットにしているだけあっ…

グランドセイコーの真実

グランドセイコーといえば日本を代表する高級時計だが、私もSBGT027というモデルを持っている。これは9Fクォーツ15周年記念の300本限定品で、私の大事なコレクションの一本だ。かつてSBGT015という9Fクォーツを代表するモデルがあったが、その特別仕様版で…

ロシアの腕時計 シュトゥルマンスキー

ロシア製の時計といえば、一般的には安価で粗悪品のイメージが強いだろう。実際に手にしてみればその通りなのだが、実用に耐えうる程度の品質はクリアしているので、一部の好事家には人気があるらしい。 そんなロシア製の時計の中で、最も有名なものの一つが…

アガリ時計の考察 パテックフィリップの英文広告

時計を趣味にする人達の永遠のテーマである、アガリ時計について考えてみる。 パテックフィリップは誰もが認める最高級ブランドなので、アガリ時計として最も相応しいものの一つだろう。 ----------------------------------------------------------------Y…

グランドセイコーとセイコーミュージアム

先日、セイコーミュージアムを訪問しました。入口では、セイコーのフラッグシップであるグランドセイコーの巨大な写真がお出迎え。 グランドセイコーとは、「理想的な時計とは何か」という命題に対して、セイコーが導き出した一つの解、というのが私の個人的…