語り得ぬものを語る

主に腕時計と鉄道について語るブログです。自分の所有する物や、商品レビューなども書きます。

Watch

オリエントスター

今日使ったのはオリエントスターレベルソを購入してから存在感がすっかり薄らいでしまった時計だ。 トノー型のケース形状といい、針の曲げ方といい、飛び数字のダイヤルといい、外観は私好みなのだが、安い時計(といっても定価7万くらいするのだが)のせい…

レベルソ・デュオ(内装編2)

1000時間コントロールテスト ジャガー・ルクルトの時計は、クロノメーター規格よりも遥かに厳しい基準で、自社製品の品質と精度を保証している。 6姿勢にて行う歩度チェック、腕の振りを模した往復運動による耐久テスト、温度変化に対する耐性や衝撃耐性、防…

レベルソ・デュオ(内装編1)

今回から2回にわたって内装について語る。 マニュファクチュール レベルソのムーブメントを語る上で、マニュファクチュールという言葉は欠かせない。 マニュファクチュールとは、時計の心臓部であるムーブメントから自社で一貫して制作する会社のことを言う…

雑誌Pen

今月号のPenは面白いです。 毎年恒例の時計特集ですが、ほとんど丸ごと一冊時計のみという大胆な企画。 「最初」と「最後」の腕時計はどれだ?!ということで、多方面の著名人のインタビューを載せています。 時計雑誌のような提灯記事、紋切り型の宣伝とは…

レベルソ・デュオ(外装編3)

表面のデザイン 文字盤 アール・デコを基調とした幾何学的なデザインで、クラシックながらも洗練された印象だ。スモールセコンド位置の「6」を除いて、アラビア数字の一部が欠けることなく記載されているところが気に入っている。 中心には波模様のギョーシ…

プレシャスウォッチコレクション 2016

先日、スウオッチグループの総本山であるニコラス・G・ハイエックセンターから招待状(召集令状?)が届いたので出向きました。 こちらが会場の様子。 開始まもない時間についたせいか、人の数はまばらでしたが、時計が好きそうな男性やカップル、家族連れな…

レベルソ・デュオ(外装編2)

反転する機構 名前の由来 レベルソ(REVERSO)とはラテン語で「回転する」という意味で、時計の名前の由来になっている。 インドに駐在するイギリス人の将校が「ポロの激しい試合の際にも耐えうる時計を作ってほしい」というリクエストを出したことがきっか…

レベルソ・デュオ(外装編1)

レベルソ・デュオを購入して1年半が経った。 購入当時の興奮はもはやないが、この時計に対する愛着は日に日に増している。 そこで、冷静な気持ちでこの時計を論じてみたいと思うのだが、デザイン(外装)についてもムーブメント(内装)についても書くべき…