昨日妻が上野駅で落とした私のカメラケースが今日見つかった。大切に使っていたので、なくしたと聞いたときはひどく落ち込んだが、親切な人が届けてくれたらしい。すっかり諦めていたので本当に嬉しかった。こんなことってあるんだね。
B級時計の味わい方
高い腕時計を持っていると安い時計の粗が見えて、自然に使う機会が減ることになる。とはいえ、安い時計(ここでは愛着を持ってB級時計と呼ばせてもらおう)には、それなりの使い道と味わい方がある。
さて、B級時計はどんな時に使うべきなのか。自分の今思いつくのはこんな感じだ。
・天気の悪いとき
・子供と気兼ねなく外遊びするとき
・その場に高級時計をするのがふさわしくないシチュエーションのとき
・気分転換に肩の凝らない時計をしたいとき
雨の強い日は堅牢なロレックスなどもあえて使う気にはなれない。また、子供と思いっきり遊ぶときに、腕時計に傷がつくことを心配するのでは面白くない。そのほか華美な時計は避けた方が良い場面もあるだろう。あと、良い時計は隙がないため、身につけていると気疲れすることもある。
そのため、ここにある時計はどれも自分にとって大切な時計だ。もはやいたずらにコレクションを増やそうという気持ちはないので、自分の琴線に引っかかった良い時計があれば購入したいと思う。とはいえ、そんなに安いものでもないし、今の時計を大事にしたい気持ちもあるので、複雑な感じだ。
今日の時計:ロレックス エクスプローラー
1ヶ月ほど前に突然故障してしまったエクスプローラー。先日修理を依頼した日本ロレックスから昨日修理完了の連絡があり、引き取りに行ってきた。久しぶりに身につけたエクスプローラーは腕にしっかり馴染み、どこかホッとするような気分になった。やはり良い時計である。故障の原因はゼンマイ切れとのこと。邪険に扱ったことはないが、経年劣化ということなのだろうか。3年前にオーバーホールに出しているので、メンテナンスには気を遣っていたのだが、精密機械ゆえに故障はつきものだろう。費用は税込みで26,400円かかったが、修理代が高いのも高級時計の宿命。このお金があれば何が買えるかな、という考えも少し頭をよぎったが、大事な時計だから仕方がない。